「、ちょっと休憩しましょーよ！
談話室にタルトがあるわよ？」
「本当！？わーい行く行く！！」
入団から一週間
大分ここの生活にも慣れたし
今もこうして鍛錬場でイノセンスを使いこなせるよう頑張っている
リナリーが言うには、そろそろ任務に駆り出されるかもしれないらしい
益々鍛錬に気合が入ってしまう
「なんのタルト？ストロベリー？ラズベリー？？」
「フランボワーズよ。」
「わーい！」
「ふふ、本当には甘いものが好きね。」
「もちろんよ！」
Spinning Dance ---4
「あれ、とリナリーなにしてんさ？」
「ラビ！フランボワーズタルト食べに行くの！ラビも行く？」
「談話室にあるのよ。」
「お、いいねー行く行く！！」
ラビが途中で合流し、3人で談話室へと向かった
「、ホントに甘いもん好きだよなー。」
「リナリーにも言われたんだけど･･･！！」
「あんま食いすぎると太るぞ？」
「失礼ね！！」
はバシッとラビの背中を叩いた
「いって、痛いさ！！」
「ラビが失礼なこと言うからでしょー！」
2人が仲良く(?)しているのを、リナリーは微笑みながら見ていた
「、ラビともすっかり仲良くなったわね！」
「え！？」
「でっしょー俺らちょー仲良し！！」
「調子に乗らないの！」
は再びラビの背中をバシッと叩いた
「マジで痛いんよ？」
そう言うラビの顔は、それでも少し複雑そうだった
はそれが少し見えたが、あえて見てないフリをした
そしてそれを、ラビも知っている
2人はお互いに距離がある
それをお互いに知っているのだ
「あれ、神田だ！」
談話室に到着すると、ソファで神田がお茶を啜っていた
その神田の隣りにが座り、向かい側にラビとリナリーが座った
「･･･チッ、ぞろぞろと。」
「ユウ、それあまりにも酷すぎー！」
「そうだよ神田！
あ、神田もフランボワーズのタルト食べる？」
「･･･茶にあわねーだろうが。」
「あら、試してみる？」
そう言ってリナリーが切ったタルトを神田の前においた
「･･･部屋に戻る。」
「うっわ、神田冷たい！
リナリーにまで冷たくしなくたっていいじゃない、かわいそー！」
神田はめんどくさそうに立ち上がったが
すぐさまが団服の裾を引っ張って再び座らせた
「テメー･･･」
「みんなで楽しくお茶しよーね！」
そう言ってはニコニコ笑いながらタルトを食べ始めた
「･･･」
「･･･」
それを向かい側でみていたラビとリナリーはそれを思わず凝視した
「おっどろきー、ユウがに押し負けてるし。」
「誰が負けてるんだよ、馬鹿兎が。」
「でも神田がここに居残るってだけでもすごいことよ？
すごいわね！」
「ん〜タルト美味しい！！」
「「･･･聞いてない。」」
すごい、と賞される当のはタルトに夢中
「おい、。」
「なーにー？
あ、神田このタルト食べないなら私に頂戴！！」
は更に神田の前に置いてあるタルトにまで手を出す
「っ･･･おい、テメーさっきジョニーが探していたぞ。
会ったのか？」
「ん？んーん、会ってない！」
「あら、団服が出来上がったんじゃない？」
リナリーがそんなことを言うと
は嬉しそうにわーい、と言った
「じゃぁ見に行ってこようかな！」
そしてさっと立ち上がった
「え、今行くんさ？」
「早く見てみたいんだ！」
「じゃぁ私も一緒に行くわ！」
そう言うとリナリーも立ち上がった
「て、ことで神田、このタルトちゃんと残しておいてよね！
食べちゃ駄目だからね！！」
「誰がテメーの食べ残しなんか食うか。」
神田はキッとを睨み、またお茶を啜った
「んじゃ行って来ます！
すぐ戻ってくるからーーー！」
「いってらっさーい！」
そして2人で談話室を出て行った
「は面白いさ。」
「どこかだ、ウザイだけだろ？」
「･･･なーんでユウには･･･」
「は？」
ラビが意味有り気なことを言うと
神田は不思議そうにラビを見た
「･･･いや、俺以外には一緒か。」
「なに言ってやがんだテメーは？」
「なぁ、ユウ。」
「だからなんだよ！！」
「･･･って人の感情が読めるんかねー？」
「･･･なに言ってやがんだ。」
神田は呆れたのか、これ以上聞こうとはしなかった。
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やばい、難しい
ネタが浮かんでこない！！やばい！！！
2008 11 18
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